■不動産探しのポイント
空を飛んでいる野鳥もあちこちの場所を見学した後、気分が安定する落ち着く場所で巣を作って子育てを始めるように、不動産探しって、家族が自然からの心地よい恵みを得ながら安心して暮らしを始められる場所に落ち着くことが一番だと思います。

上記を踏まえて、以下のポイントを整理して土地探しを始めましょう。

POINT1
まずは、どんな暮らしをしたいのかという視点から考えてみましょう。
例えば「植生を活かした庭造りを楽しみたい」、「ゴルフの練習ができるように芝を敷きたい」、「将来カフェを経営したい」、「家庭菜園を愉しみたい」、「ドッグランが欲しい」、「地元の人のコミュニティに溶け込みたい」など、「実現したい暮らし」を具体的に妄想することが、それを叶える土地探しの近道です。

POINT2
「いくらの物件なら購入できるのか」を明確にしておきましょう。
予算や条件が決まっていないのに、物件探しを先に始めることはやめましょう。購入するタイミング・購入後の家計収支・自分たちに合った適正な予算等の資金計画はとても大切です。
購入した後、家計の収支がどうなるのかをしっかりと確認し、予算をあらかじめ設定しましょう。

POINT3
不動産仲介会社はレインズというシステムに不動産情報を登録し、情報をある程度共有しています。 そのため、窓口を複数にするメリットはあまりないかもしれません。
窓口が複数になると、それぞれの不動産会社からの連絡が入り、かえって煩わしく感じるかもしれません。 自分の希望をしっかりと汲み取ってくれる担当者との出会いが大切です。

POINT4
「良い物件」は人それぞれで異なります。1件目で購入を決める方もいれば、数多く見学しても決まらない方もいます。たくさん物件を見ることが、良い物件を購入するために必要と考える方もいると思います。
しかし、すべての条件を満たす100%の物件はほぼありません。どの物件も一長一短です。大事なのは、購入するための判断基準をしっかり持った上で物件を見ることです。